2005年01月15日

福祉は金か?について

私は以前、ある方から、

「福祉は金か?と訊かれたら、多くの人は
 違うと答えるだろう。
 
 しかし、福祉は金だという側面を忘れては
 ならない。」

というようなことを言われたことがあります。

経営者になり、その言葉を思い出しました。

協力業者さんは、スペシャリストとして
私が思いつかない、すばらしい提案をされ
価格を含めて、これ以上ないくらいに、
よくしていただいています。

計画に賛同していただいた資金面・精神面など
での支援者の方々にも、たいへんお世話に
なっています。

このように、初めて起業する私にとって
大変恵まれた環境にあっても

利用者・職員が満足するハードやソフト面を
整備すればするほど、コストは当然かさみます。

私は平成9年に家を建て替えました。
下水道がきたり、親の高齢化(自分も)や
家の老朽化など考えてのことでした。

その時

「家庭生活の充実が活力となり元気に働ける
 だから、コストにとらわれない暮らしやすい
 家を建てよう。」

と思いました。

そして月日が経ち、ローンの返済は大変ですが
気持ちは晴れ晴れしているので元気です。
子供が生まれて三世代同居になりましたが
楽しく暮らしています。
友人知人も気軽に遊びに来てくれます。

家を建てた時、どこかで変に妥協していたら
今ごろ、文句ばかりで嫌な人間になっていたかも
しれません。

また、協力業者の方々からも快く

「今回も楽しくやりましょう。」

とは言っていただけなかったことでしょう。

よいサービスや設備には当然適正なコストが
生じます。価格競争にもしたくありません。

目先のことにとらわれない、地域貢献型事業を
末永く継続していくための最大限の努力を
していこう。

と改めて思う私なのでした。            


posted by 経営者一年生 at 06:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほりこも自分で児童福祉事業を始めて、お金の問題を切実に考えるようになりました。また、本来児童福祉とは、家庭や地域が持っていた機能を補うものなのかもしれないな〜とも感じています。日々仕事をこなす中で、つくづく福祉って金銭となじまない事業だと実感してます。しかし、実際の施設の運営には金銭が発生するし…ジレンマです。
Posted by ほりこ at 2005年01月17日 02:35
ほりこさん コメントありがとうございます。
(相変わらず、遅くまでご苦労様です。)

存続するためには運営面、経営面の努力が要ります。

心無い人に

「補助金とかでうまくやってんじゃないの」

といわれることがありますが、福祉の分野は
そんなに甘くはありません。

一定の条件を満たし、申請し、認められて、場合に
よってはその後の経過も報告し初めて使用できる
制度融資や助成金は存在しますが、
(手続きが面倒で挫折する人も多いそうですが)

ただ単純に福祉施設の設置について、

「作りますから、補助金ください。」

「はい、いいですよ。」

ということは私の知る限りありません。

(一部の特区政策にはあるようですが、全額と
 いうことはないと思います。)

ちなみに個人的な意見を述べるブログなので、
各自の責任において、各種の制度融資、助成金、
補助金についてのことは確認してください。

この話題はせっかくなので、記事で少し考え方を
書き込みします。




 
Posted by 経営者一年生 at 2005年01月17日 05:12
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